夕暮れ時に外にいると桜の香りがただよってきます。
春はほんとに近づいているんですね。
それにしても今日は寒い。

土曜日、3月24日は久しぶりに神戸へ。
目的は、下の本を書かれた山上亮先生のワークショップへ。

子どものこころにふれる 整体的子育て/山上 亮
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妊娠、出産、そして育児とこどもとの関わりが深くなるにつれ、
食に関すること、子供との関わり方、そして自分自身の身体のこと。
いろんなことが私の中でくるくるとまわり、生活自体を見直すようになりました。

いや、決して生活習慣(片づけが下手だとかそういった類)のようなものはなかなか治らないのですが、
基本的に食べることにあまり興味がなかった20代では考えられないことです。
恥ずかしながら、私は食べるものなんて空腹を満たしてくれればなんでもいいとさえ思っていました。
コンビニの88円のパン一個で夕食は大丈夫そんな生活もしていました。

だけど子供ができて自分の身体から栄養を与えなくてはならないという責任感は大きかった。
責任というか使命というか。
決していやではなく、本当にただただ子供のためにそうなっていったといいますか・・・。

そんな中で出会ったのが、野口整体とシュタイナー。
私は別々に何冊かこれらの本を読みましたが、上記の本はこの2つの共通するものをうまく伝えてくれる本です。基本的には季節に応じた手当ての方法です。ちょっとした応急手当的なことにもすごく役に立つ一冊だと思います。
それとともに子育てのちょっとしたアドバイス。ちょっとどころかずばりアドバイスですが(笑)。
ふっと立ち戻れるのですよね。あぁこんなこともやっちゃってたなぁと。いかんいかんとか。
私は決してどっぷりどちらにもはまっている口ではありませんので、さらりと読むだけですが、シュタイナー関連の本にはかなり救われました。

さてさて講習の話です。
先生のお話を聞きながら、私はなんだか涙が出そうになりました。
別に施術を受けたわけではありません。ただ先生の話を聞いていただけです。
いろんなことが急にフワーッと迫ってきたんです。
でもなんとか持ちこたえました。

自分の身体、そして相手の身体の声に耳を傾けることの大切さを改めて感じました。
そして身体も心もいろんな世の中の全てのものは巡ることが大切だということ。
身体に向き合い、いろいろなものを巡らせることによってまた新しいものが流れてくる。
なんだかなぁ。
当たり前のことだけど、なかなかできない。
もしも相手との仲がうまくいかないと、それはきっと一方通行で、巡っていない。
滞っていると、膿ができる。
まさにそのとおり。

野口整体は体育だとおっしゃった。
あるひとつの技術を向上させるための手段としての学校体育ではなく、
身体がとっさに反応できるそういう身体を育てる体育。
治療が目的ではなく、人がしっかりと立って再び生きてけるような手伝いをすることだと。
人任せではなく、自らの手で立ち上がるそのための人育て。

本の中だけでは味わえない野口整体の素晴らしさを実感できました。

この本を家庭で実践しているとおっしゃる方がいらっしゃいました。
良いこと続きよ~とおしゃっていました。
私も少しずつ実践します。

そして4月からは6ヶ月行けなかったヨガを再スタートする予定。
このヨガも私にとっては素晴らしい変化を与えてくれました。
今から再スタートが楽しみでなりません。

ちなみに2も出てます。

整体的子育て〈2〉わが子にできる手当て編/山上 亮
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